ノスタルジック☆平成マンガ!
こんにちは。昭和おばさんです。
今日読んだのは、懐かしい青年漫画。
福本伸行先生の『最強伝説 黒沢』です。
主な登場人物の名前
・黒沢 くろさわ
・赤松
・仲根 なかね
・坂口
・浅井
独身、中年、顎、穴平建設、工事現場監督、土木作業員、裏目、空回り、誤解。
誕生日、アジフライ、人形 太郎、交通誘導、走馬灯、アイドル。
中学生、兄さん、襲撃、ホームレス、暴走族、ガロンキッズ。
ありがとう、あったけぇ。
懐かしい~!
「ビッグコミックス」から発売されていた、とても面白い作品です。
初めて読んだのはおおよそ20年前、大人になってからです。
ふくもとのぶゆき先生といえば実写映画化された「賭博黙示録カイジ」や、「賭博覇王伝 零」「アカギ」など代表作の多くが非日常的なギャンブル漫画であるイメージ。
しかしながら、『黒沢』は異なるストーリーなんです。
中年男性の哀愁、泥臭さなどが描かれた人間ドラマなんです。
生の意味を「アンパンマンのマーチ」の歌詞になぞらえる。そんな感じもします。
物語はコメディ、ハチャメチャ人情。
主人公は黒沢。
高校卒業から26年間、建設会社で働く安月給の独身中年男性。
彼女なし。恵まれていない容姿・頭・才能・生まれついた家。
焦燥、淋しさ、不安感を抱え生きています。
人望、尊敬が欲しくなり、強烈で個性的な言動を繰り広げていきます。
黒沢さんの言動は想定外や予想外どころではありません。
奇妙奇天烈で「何故そんな言動になるんだ??!」なんです。
特にアジフライのお話が強く印象に残っています。「え?!え?!え~??!!」と、びっくり大笑い。そして切ないんです。
「アジフライ弁当」の商品名を「黒沢さん弁当」にして発売したら、一部の方にとてもウケるのではないかと思う(笑)
中年の生々しさ、心に深くとどくセリフ。
コミカルだと言い切れないピエロのような悲しみが散在しているんです。
黒沢さんの気持ちが全くわからないという方は、恵まれた人生を送ってきた方なのではないでしょうか。
私は黒沢さんの気持ちもわかる。
ふと読み返したくなる漫画、名作です。
ちなみに。
続編?再開にあたる『新黒沢 最強伝説』も発売されています。
黒沢さんは生きています。
亡くなっていなかったんです。
2020年12月に。
懐かしいお菓子「明治 コーラアップ〈グミ〉」のブログ記事もあります。
それから。
周辺に『manga fukumoto nobuyuki saikyo densetsu kurosawa』の中古コミックを置いている古本屋さんが無く、「どこで売ってるんだろう?」と思っていらっしゃる方へ。
2022年6月2日現在。
楽天市場やAmazonにて、中古品を通販購入することができます。
また、電子書籍でも販売しています。
気になったけれども、周辺の古書店では販売されていない。。
そんな方はぜひ、グーグルで検索をしてみて下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
読んでくれた方がhappyになれますように♪