ノスタルジック☆昭和マンガ!
こんにちは。昭和おばさんです。
今日読んだのは、とても懐かしい少女漫画。
高階良子先生の『地獄でメスがひかる』です。
主な登場人物の名前
・弥生 ひろみ やよい ひろみ
・巌 俊明 いわお としあき
・宮崎 栄 みやざき さかえ
・ゆき
天才、医師、消毒薬のにおい、マリファナタバコ、意地悪なナース。
人体実験、地下室、カメラマン、写真集、朝露のビーナス、モデル。
嵐、崖、海。
な、懐かしい~!
1972年に描かれ「KCフレンドシリーズ」から発売されていたとても大好きな作品。
初めて読んだのは35年以上前、子供の頃です。
たかしなりょうこ先生といえば、ホラー・ミステリー・ファンタジーな作品が多いイメージ。
『魔界樹〈KCなかよし〉』も好きな作品なのですが、暗い夜は怖くて読めなかった思い出があります。
物語は美しさとは何かを問う、ドラマチックなヒューマンラブ。
主人公はとても醜い容姿の弥生ひろみ。
家族からも人間扱いはされず疎まれ、化け物だといっては酷いいじめにあっていました。
ひろみは自殺を図りますが、美しい容姿をした巌俊明に助けられます。
明は壊れそうな心をもったマッドサイエンティスト。
いくつもの死体から作り出した死体に、生きたままのひろみの脳を移植します。
優しい性格はそのままに容姿全てが生まれ変わったひろみ。
周りの変化に戸惑い、人間の恐ろしさに淋しさを感じます。
当時、衝撃的で様々な感情がこみ上がってきたのを憶えています。
私の中ではダブル主人公です。
「とても美しいフランケンシュタインの怪物になった人【女性】」と「フランケンシュタイン【男性】」の物語。
悲哀のラストであるとともに、出した答えが“心や愛”であったことに美しさを感じます。
心に響くヒューマンラブストーリー、色褪せない名作です。
ブラックジャックのお話が好きな方にもおすすめしたい。
令和の今だからこそテレビドラマ化されそう。
美容整形のその先には、美しい人造人間に脳移植をする未来もあるのでしょうか。
本当の自分とはどこにあり何であるのか。
神話や伝説の世界のようで、倫理観も問われますね。
アラフィフの感覚でいえば、プチ整形だって怖いです。。
しかしながら。
とても興味はあるんですよ。
鏡に映る自分をみるとびっくりしますもん(涙笑)
矛盾していますね。
2021年8月に。
懐かしいお菓子「サクマ製菓 チャオ 復刻版〈チョコレート キャンディ〉袋」のブログ記事もあります。
それから。
周辺に『manga takashina ryoko jigoku de mesu ga hikaru』の中古文庫を置いている古本屋さんが無く、「どこで売ってるんだろう?」と思っていらっしゃる方へ。
2022年6月11日現在。
楽天市場やAmazonにて、中古品を通販購入することができます。
※なかよし60周年記念版コミックであれば新品が販売されています。
また、電子書籍でも販売しています。(なかよし60周年記念版)
気になったけれども、周辺の古書店では販売されていない。。
そんな方はぜひ、グーグルで検索をしてみて下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
読んでくれた方がhappyになれますように♪