[2022令和]昭和漫画「地獄でメスがひかる 高階良子〈講談社コミックス なかよし〉」を読んで懐かしみました。

懐かしいマンガ/日本/漫画/
  1. ホーム
  2. 懐かしいマンガ
  3. [2022令和]昭和漫画「地獄でメスがひかる 高階良子〈講談社コミックス なかよし〉」を読んで懐かしみました。

ノスタルジック☆昭和マンガ!

こんにちは。昭和おばさんです。

今日読んだのは、とても懐かしい少女漫画。

高階良子先生の『地獄でメスがひかる』です。

主な登場人物の名前

・弥生 ひろみ やよい ひろみ

・巌 俊明 いわお としあき

・宮崎 栄 みやざき さかえ

・ゆき

天才、医師、消毒薬のにおい、マリファナタバコ、意地悪なナース。

人体実験、地下室、カメラマン、写真集、朝露のビーナス、モデル。

嵐、崖、海。

昭和おばさん
昭和おばさん

な、懐かしい~!

1972年に描かれ「KCフレンドシリーズ」から発売されていたとても大好きな作品。

初めて読んだのは35年以上前、子供の頃です。

たかしなりょうこ先生といえば、ホラー・ミステリー・ファンタジーな作品が多いイメージ。

『魔界樹〈KCなかよし〉』も好きな作品なのですが、暗い夜は怖くて読めなかった思い出があります。

物語は美しさとは何かを問う、ドラマチックなヒューマンラブ。

主人公はとても醜い容姿の弥生ひろみ。

家族からも人間扱いはされず疎まれ、化け物だといっては酷いいじめにあっていました。

ひろみは自殺を図りますが、美しい容姿をした巌俊明に助けられます。

明は壊れそうな心をもったマッドサイエンティスト。

いくつもの死体から作り出した死体に、生きたままのひろみの脳を移植します。

優しい性格はそのままに容姿全てが生まれ変わったひろみ。

周りの変化に戸惑い、人間の恐ろしさに淋しさを感じます。

当時、衝撃的で様々な感情がこみ上がってきたのを憶えています。

私の中ではダブル主人公です。

「とても美しいフランケンシュタインの怪物になった人【女性】」と「フランケンシュタイン【男性】」の物語。

悲哀のラストであるとともに、出した答えが“心や愛”であったことに美しさを感じます。

昭和おばさん
昭和おばさん

心に響くヒューマンラブストーリー、色褪せない名作です。

ブラックジャックのお話が好きな方にもおすすめしたい。

令和の今だからこそテレビドラマ化されそう。

美容整形のその先には、美しい人造人間に脳移植をする未来もあるのでしょうか。

本当の自分とはどこにあり何であるのか。

神話や伝説の世界のようで、倫理観も問われますね。

昭和おばさん
昭和おばさん

アラフィフの感覚でいえば、プチ整形だって怖いです。。

しかしながら。

とても興味はあるんですよ。

鏡に映る自分をみるとびっくりしますもん(涙笑)

矛盾していますね。

2021年8月に。

懐かしいお菓子「サクマ製菓 チャオ 復刻版〈チョコレート キャンディ〉袋」のブログ記事もあります。

それから。

周辺に『manga takashina ryoko jigoku de mesu ga hikaru』の中古文庫を置いている古本屋さんが無く、「どこで売ってるんだろう?」と思っていらっしゃる方へ。

2022年6月11日現在。

楽天市場やAmazonにて、中古品を通販購入することができます。

※なかよし60周年記念版コミックであれば新品が販売されています。

また、電子書籍でも販売しています。(なかよし60周年記念版)

昭和おばさん
昭和おばさん

気になったけれども、周辺の古書店では販売されていない。。

そんな方はぜひ、グーグルで検索をしてみて下さいね。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
読んでくれた方がhappyになれますように♪